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Story
2047 年。AI 技術は人間の意識を再現できるようになった。
日本内閣府は、各省庁を横断した「1496」委員会を秘密裏に組織したが、
傘下の生理学研究所にて重大な事件が発生した。
研究員の一人が人間の意思をコントロールできるウイルスとデバイスを作り上げて逃亡。
その後テロ組織と結託し、強力なウイルス兵器を開発してしまったのだった。
このウイルスに感染した人間は意思をハッキングされ、怪物の身体へと変貌する。
世界中でウイルステロが頻発し、感染者は増加の一途を辿ることとなった。
人々は恐怖に苛まれ、世界中が混沌に包まれる中、
研究所所長の黒木教授とその娘・ユウキもウイルスに感染した。
ユウキは父が開発したワクチンを注入。かろうじてハッキングと怪物化を免れた。
しかし黒木本人には効果が現れない。
彼は自身の意識をスキャンニングしてAI に移植し、
グルアというアンドロイドを自分のコピーとして生み出した。
ユウキの首にはワクチンを定期的に注入するためのインジェクションデバイスが装着されている。
再感染というリスクから身を守るためだ。ワクチン頼みの命を繋ぐユウキだったが、
実はワクチンの副作用によって驚異的な力を手にいれていた。
ユウキの能力は、委員会の報告によって内閣総理大臣の知るところとなり
彼女は対テロの最前線へと送られてしまった。
しかし、敵である怪物も元は人間である。
テロリストによって怪物と化しただけの無実の人々かもしれない。
ユウキは葛藤しながら、今日も戦い続ける。
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